予ねてより私ども順風ビザは機会ある度に、就労許可、就労ビザ代行業者選定に於ける数社比較・全面的な比較の必要性・重要性について強調して参りました。にも関わらず最近次のような残念な出来事を知らされました。
S様によりますと、氏の転職に伴う就労許可申請手続を、「国の認定代行業者」を標榜する業者に委任したのに、人道ビザ有効期限2日前まで予備審査もクリア出来ず、費用の追加請求ばかりしてくるのでもう信頼出来ない、とのことです。
ご了承の上、提出書類と拒絶理由を精査させて頂き、次のような問題点に気付きました。
1。会社変更申請提出時点で、必須書類である前職の就労許可抹消証明取得の為の申請すら提出していない。
2。転職先会社の登録住所は金山区、申請書類受付窓口は長寧区なのに、労働契約書記載の勤務地は宝山区...
3。必要最小限の給与申告で個人所得税を最小限に!との意図が見え見えの29,200元/月(年額350,400元で17点ギリギリ)
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3番目の月給額を見た途端、何故異常なほど粗探しをされたのか、ピンと来ました。審査官たち(特に長寧区)は納税負担軽減の為の給与額虚偽記載・過少申告をすぐ見抜き、このような申請に対しては嫌悪感剥き出しに粗探しをするのです。
代行業者選定の際、代行費用の多寡のみならず代行の適法性・専門性・実務経験・実績を含め、全面的に比較の上慎重に決められる事を強くお勧め致します!